オフは野球漫画でも
やきう…!!やきう、やってねーがー…!!やきう…!!!!
この時期はドラフトも一段落し、
オフの特番も終わり、「野球分」が足りなくなる時期ですね。
中すぽの一面から野球が消えたぞー。キャンプインはまーだーかー。
シーズン中は散々アレがイカンこれがイカンとしかめ面だったおじさんも、
最近は野球がないと暇だなぁ...とデレ期に突入しています。
禁断症状が出てきますよね。やきう…!!やきうううう…!
そ!
そんな時こそね、野球漫画でしょう。
野球漫画いいっすよね。
まさか清水の最終形態が一番だとは思わなかった。
とかしか言葉が出てこないんで割愛してね。
最近気になっているこの作品などを…
頭文字Dでお馴染みのしげの秀一さんの野球漫画。高校女子野球のお話。
主人公は(野球の)才能溢れる女の子。作者、桑田とか堀内好きだったんだろうか。
それにしてもイニD終わってから高嶺の花、セーラーエースと女の子ばかり描いてますな。女の子書きたかったんじゃ~欲が溜まっていたのだろうか。たぶんそうだ。
しげのさんの絵ってこう独特ですよね。顔の濃さが。口元が。
面白いよって人に勧めてみても、大体絵柄が壁になってる気がします。
僕も最初読んだイニDはやっぱ受け付けなかったんですよね。
でも長く続いている作品ってなにか面白い要素があるんだろうなって思って、
最初のうちは我慢しながら読んでたんですけど、まぁ3日くらいありゃあ慣れるもんで。
今じゃ鼻の下に線が出来て唇を尖らしながらエヘヘなんていうシーンでも、
愛らしいぜG3なんて思いながら読めます。
そしてなにより作者独特のコマ割りや擬音が活きる試合中の描写が秀逸。
日常のまったりした感じもメリハリが利いていて読みやすいです。
他の野球漫画とはかなり空気感が違います。
王道野球漫画の息抜きにいーねー。
BUNGO―ブンゴ― 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 二宮裕次
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/08/19
- メディア: Kindle版
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壁当て楽しい!投げられりゃいい!投手楽しいぜフー!フー!
って感じのやきうエンジョイ勢だったブンゴ君が、
プロを目指すガチ勢のノダユキオ君との出会いから、ガチ勢に転向するお話。
このね、ノダ君ってのが曲者でスゴイんすよ。こういうのが落とし神っていうの?
一巻でね、ブンゴ君が左利きなのに右で投げていた事が判明(!)し、
サウスポーに転向するんすよ。
で、凄くいい球は投げていたものの、当然制球が定まらない。
一ヵ月後の紅白戦の登板が決まっていたので、急いでフォーム掴むしかないぜシーット!
って感じでエンジョイ勢のブンゴ君はひたすら練習していたんですよ。
そんで紅白戦まで1週間をなったある日にね、
ノダユキオさんが
「お前に足りないもんを教えてやる。」つってね、打席にはいって勝負するんですよ。
で、当然ブンゴ君は制球が定まらない。
そのうちにノダユキオさんに死球を連発しちゃうんです。
もう、ユキオぼろぼろになっちゃって。
身を案じて辞めようとするブンゴ君に、
ボロボロのノダユキオさんがボロ…ボソッと言うわけです。
「お前に足りないのは…甲子園を目指す者なら誰しも持っているもの…、マウンドでなら死んでもいいという覚悟や!」
つって。ぶるぶると泣き出しちゃうブンゴ君。
そりゃそうよ。だってブンゴ君はまだ野球はじめて一ヶ月の素人なんだもん。
ノダユキオさんは続けます。
「甲子園に行くためには日本一の打者(俺様)と日本一の投手がいればいい」
「お前は才能あるから日本一の投手になれるかもしれない。覚悟決めんかい!ガチ勢にならんかい!」と。
その無茶な問いかけにブンゴ君は「命かけて甲子園目指すは!」と。
…ブンゴ君オチた。
それからブンゴ君はギラギラと甲子園を目指すガチ勢に生まれ変わりました。
もうね、このシーンが2巻の最初辺りだからね。
巻数も、展開も、
なんと生き急いでる感のある中学生なのだろうか。
なんと濃厚な二人だろうか。いいね!ライバルの友情!薄い本が厚くなりそうです!
まぁそんな感じでプロを目指している子が多いシニアチームなんで、
登場人物全員ギラギラしてて面白いです。その分青春的な要素は少なめ。
遊びでやってんじゃないんだよー!って感じで妙な緊張感というか、
真剣勝負感があります。
今一番楽しみにしてる野球漫画かな。
ブンゴ君とノダ君がこれからどう成長していくのか楽しみです。