蒙古斑のカウボーイ

広く浅い趣味の独り言が多い日記です。求ム時間とお金。

生きるため 鳩が走る

 

 

お米大好き!

 

もっというと白米大好き!

 

 

で、当然我が家の食卓には白米が並ぶわけですが、

その白米は小さい頃から田舎のおばあちゃんから頂いているものです。

 

 

何ヶ月に一回顔を見に行った際に30㌔の米袋に入った状態でいくつかもらってきて、

親の実家にて保管>子供たちがお米を求めて実家に来るという、供給ルートになっておりまして。

つまりは白米が、家族の交流を結ぶ一役を担っております。米は鎹だね。

 

 

で、もらってきたばかりの状態だと玄米のままなのでJAにおいてあるコイン精米で精米するというのが親父の仕事だったと思うんですが、

最近全然精米に行かないでずっと玄米状態!!

祖母>親父>精米>子供の供給ルートがね、まさかの精米のとこでストップですよ。

 

 

最近ね、親もやっぱもう歳なのかなってよく感じる。

今年の初めだったかな、久々に実家に泊まったんですよ。

昔はね、よく親父と夜中にカップラーメン食べてたんです。

 

だから久々に誘ってみたんですよ。ブタキムしようぜって。

そしたら「ごめん、もう昔みたいに食べれないんだ」って。

 

なんだかね、ショックでしたよ。もう昔の俺じゃないみたいな。

お前の知っている俺はもう居ないんだぜみたいな。

 

そして言葉通り22時前には就寝し、5時起きですよ。

もうすっかりおじいちゃんだよ。

 

米袋担いで精米しに行くのもしんどくなるわけだよな。

 

 

だから一度「仕方ねえ。代わりに精米してきたるわ」って行ってきたらね、

もう次から精米せずに置いてあるよね。食べたければお前精米して来いよみたいな。

 

まぁそんな感じで最近気付いたらその精米ルートをね、

僕が担うようになってしまったわけです。

まぁ今まで散々やってきてもらってたんでこのくらいいいんですけどねー。ねー。

 

 

 

そんなこんなで今日も精米行くか、

どこのコイン精米に行こうかと思案していました。

 

だって実家の近くのコイン精米がやたらと混むんです。

他の地域は知らないけど、僕の住んでいるあたりではコイン精米機2台、駐車場2台って感じなんですが、並び始めると全然使えない。道路に駐車待ちできたりね。

 

そこで思い出した。

この間自転車の通勤帰り、ウロウロと自宅周辺を遠回りしながら帰宅していたらね、わりかし近所にコイン精米を発見したんですよ。

何度か横を通ったものの、目立たない場所だからか結構すいているところを見ていたんでね、早速本日利用をさせていただきました。

 

 

いつものように車を止め、

トランクから米袋を取り出し、精米機に玄米を流し込む。

お金を投入して…おっと、いけない財布を車に忘れた。

財布を取りに行って、精米機に戻るとそこには…

 

 

 

小屋の中に鳩いた。

 

なんか二匹くらい小屋の中をうろついている。

 

おい、よく見るとなんかくちに玄米つまんどるがな!それうちの玄米か?!

 

まさか数秒のうちに鳩が侵入してくるとは思いもよらなかった。

とりあえず小屋から追い出すものの、

ハイエナのように獲物(玄米)の周りを円を描くように歩く鳩2匹。

こいつらはこのコイン精米を根城にする鳩主なのだろうか。

 

 

こいつら邪魔だなー、全然離れないなー、精米中暇だし、ここは一つ驚かしてやろう。

鳩は、危害は加えないだろうを高を括っているのだろうが

そうは行かぬ、一足飛びに近づけばさぞや驚いて、飛んで逃げるだろう。

そう思って、俺は人目を憚らずジャンプした。

 

そしたら少しビクッとしただけで飛ばずに走って離れてった。

 

 

飛ぶまでもないってか!飛ぶまでもないってか!

 

 

よくよく思い出すと自分は昔っから鳩に舐められている気がする。

公園でおにぎり食べていたら鳩につままれたこと2回あるし、

公園で待ち合わせてベンチで座ってたら、隣で鳩が眠っていたこともあった。

鳥は枝で寝るというが、あの鳩普通にベンチで直立不動で寝始めたよね。

 

畜生鳩共め!舐めやがって食っちまうぞこのやろう!

山賊ダイアリー(1)で岡本さんが意外に美味しく召し上がってるのを見て、

ちょっと味に興味あるんだからな!!

 

 

 

餌付けされた公園の鳩の人間慣れも甚だしいと思うが、

コイン精米を根城とする鳩も余程だと思った。

 

 

結局鳩は車に乗り込むまで着いた来た。なんと執念深いことか。

車に乗り込まれたら如何しようかと思ったが、流石にそれはなかった。

 

 

今もあの鳩はコイン精米でどこかの誰かの米を待ち受けているのだろうか。

 

すいていた理由が少し分かった気がした。ふむ、狩猟免許か~…