中華料理 THE SPACE PIRATE
3年位前から天丼をおごってもらう約束をしている友達が居て、
やっとこさ休みが合ったので、一緒に行ってきた。
「いやー毎年年賀状に天丼の要求を書いた甲斐があったわ~」
とか言いながらお店に着くと、天丼屋めっちゃ混んでた。
天丼のために朝食を抜いてきた僕には、待ち時間は耐えれるはずもなかったので、
仕方なく行きつけのあんかけスパ屋へ連れ込んだ。
お気に入りのお店だったので、口に合うか心配だったけど、
「もっと大盛りにすれば良かったわ~」
と最上級の褒め言葉?を頂けてなによりであった。めでたしめでたし。
で、それはそうと、今の気分は中華料理を食べたい。
我が家には行きつけの中華料理屋さんがあり、ばーさんの代から通っていたんだけど、ちょっと前に店じまいしてしまった。原因は店主のおじさんの手首?ひじ?の脱臼で。
店じまいの際には、親は花束を持って行ったという。どんだけ好きだったんだ…。
だがしかし、まあ気持ちもわかる。失うにはあまりにおーしいお店だったから。
お店に対して今まで
「客商売なのに週休2日、年末年始、GW、お盆と大型連休は休みとか、やる気あるのか!」とか言ってごめんよ。僕が悪かった。
お店が復活するのなら、おじさんの手を中華なべに改造してもいいと思ってる。
コブラみたいに。
あれだったら銀河鉄道に乗っけておじさんを機械の身体にしてやりたい。
さあ、この戦士の中華なべを持っていくのよ。
ちなみにそのお店の外観はモロにきたなシュラン。内観もそこそこきたなシュラン。
以前同僚に紹介した時には、
「10年以上前からここにお店あるの知ってたけど、ここ営業してたの?!」
とか言われる始末。どんだけ廃墟だと思われてたの。
家族経営だったので、お店におかんとおとんと、たまにおにーさんおねーさんが居るくらいで、接客はお察し。
満席ではもちろん、少し席がすいていてもなかなか料理が出てこない。
いや、おじさんはめっちゃがんばってたんだけどね、猛烈に振ってたから左手の中華鍋。
我が家では入るなり自分達で席の皿を片付け、お水を用意して、出来た料理を持っていくというセルフスタンスが御馴染みだったんだけど、
それで店員さんと間違えられて他のお客に水を頼まれることもしばしば。
今思い出してもちょっとアレですが、いいお店だったなあと。
そんなことをまさやんの中華料理を聞くたびに思い出してしまうという話でした。